石井記念友愛社


          方針
   自然主義 健康をつくります
   家族主義 家族をまもります
   友愛主義 家庭をささえます

   到達目標
 友愛の地域社会つくり

  社会福祉法人石井記念友愛社
   宮崎県木城町椎木644−1
TEL0983−32−2025FX0983−32−3916

石井記念友愛社が運営する「こひつじ保育園」に併設する施設です。ここでは、お年寄り同士がふれあい、趣味を楽しむことができる場を提供し、入浴・昼食・レクリエーションや機能訓練を行います。日帰りの利用ですが、寝たきりや引きこもりの予防、在宅介護でのご家族の負担の軽減など、心身の健康を保つことができるサービスの提供を目的としている家庭的なデイサービスです。また、保育園が併設しているため、朝のこどもたちの出迎えや、おいしい昼食、誕生会や絵本の読み聞かせなど、こどもたちや保育職員との日常的な交流楽しむことができます。こどもたちの活発で明るい笑顔を通して、利用者の皆様に楽しんで頂きながら家族的な雰囲気を味わうことができるよう努めています。

       理念
天は父なり人は同胞なれば
互いに相信じ相愛すべきこと
   〈石井十次の言葉〉

宮崎市の中心部、JR宮崎駅に近い閑静な住宅地の中にある保育園です。園の庭には、大きな常緑樹が植えられていて、緑の木陰を作っています。園庭にある遊具や、象のかたちをしたすべり台、並べられている小さなスコップや落ちているサッカーボールなどさえも、ここで行われている絵本の「読み聞かせ」の一場面のようで、こひつじ保育園の一角が、「まち」の中のメルヘン空間をかたちづくっているのです。園では、就労準備・病気等で一時的に家庭で保育ができない方屋リフレッシュのための「一時保育」と入園しているこどもさんを対象とした「休日保育」、また子育て支援の「育児講座」も行っています。園内には、小さなギャラリーと催し物もできるホールもあります。併設するこひつじデイサービスセンターのお年寄りとこどもたちのふれあいや、わらべうたあそびなども取り入れ、人から愛され、人を愛し、たくましく育つこどもたちのために丁寧な保育をめざしています。

  ゆうあい通信
石井記念友愛社の現・理事長児嶋草次郎のエッセイです。友愛社と茶臼原の日常が綴られます。

石井十次は、日本における福祉事業の先駆者です。慶応元年(1865)に高鍋町に生まれ、最初は岡山で医学を学んでいましたが、ある貧しい母子との出会いをきっかけに、23歳で本格的な児童救済事業を始めます。岡山孤児院を創設し「児童福祉の父」と呼ばれた十次の元には、一時は1200名もの子どもたちが保護されたといわれます。施設内には私立の小学校も開設され、ユニークな教育も行われました。石井十次が児童福祉の父・福祉の先駆者などと呼ばれるのはこのことによります。

やがて、フランスの思想家ルソーの『エミール』の感化を受けた十次は、 木城町と西都市にまたがる茶臼原で「自然・労作」教育をしようと、 明治27年、岡山からの大移住を開始します。 児童や職員はもとより、建物も解体して茶臼原の地に再現し、そこで理想的な農村共同体を実現するつもりでした。

ところが、大正3年に十次は志半ばで倒れ、その事業はいったん閉じられます。

その後、昭和20年に太平洋戦争被災児救済を目的に再開、『石井記念友愛社』として創設され、児童養護施設や保育園も運営されることになりました。当時の建物はそのまま残され、一角に建てられた資料館には十次の遺品や岡山孤児院のさまざまな資料が保存・展示こされ、十次の偉業を伝えています。

現在の友愛社は、これらの歴史と理念を継承し、約50人の園生が生活する「友愛園」と友愛社が運営する七つの保育園、二つのデイサービス事業、石井十次の生涯と友愛社の歴史を記録する「石井十次資料館」などを中心に運営されており、また、それを支援する後援会「石井十次の会」があります。そして今年(2009)「茶臼原自然芸術館」(障害者就労継続支援型事業)が開館、自然布の染織と無農薬農業の実践を通して障害者の技能習得と自立を支援します。豊かな自然に抱かれた茶臼原の大地で、石井十次がめざした「福祉と芸術が融合した理想郷づくり」の夢の実現へ向けて石井記念友愛社の新しい歴史が刻まれてゆきます。

こひつじ保育園

こひつじデイサービスセンター