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宮崎市の中心部、JR宮崎駅に近い閑静な住宅地の中にある保育園です。園の庭には、大きな常緑樹が植えられていて、緑の木陰を作っています。園庭にある遊具や、象のかたちをしたすべり台、並べられている小さなスコップや落ちているサッカーボールなどさえも、ここで行われている絵本の「読み聞かせ」の一場面のようで、こひつじ保育園の一角が、「まち」の中のメルヘン空間をかたちづくっているのです。園では、就労準備・病気等で一時的に家庭で保育ができない方屋リフレッシュのための「一時保育」と入園しているこどもさんを対象とした「休日保育」、また子育て支援の「育児講座」も行っています。園内には、小さなギャラリーと催し物もできるホールもあります。併設するこひつじデイサービスセンターのお年寄りとこどもたちのふれあいや、わらべうたあそびなども取り入れ、人から愛され、人を愛し、たくましく育つこどもたちのために丁寧な保育をめざしています。
 
石井記念こひつじ保育園 「園便り」と「できごと」のお知らせ

[2010年6月発行]



「おはようございます、たんぽぽ゜1くみです。今日のお休みはいません。全部で17人です。」
と毎朝、たんぽぽ゜1組のお当番さんたちが、事務室と調理室にその日の人数を伝えに来てくれます。
そして、今年はデイサービスにも毎朝挨拶に行っています。
デイサービスの利用者の皆さんも
「おー!おはよう」「元気がいいねー」
「子どもたちの顔を見ると嬉しいね!」「子どもたちがいるとパワーをもらえるね」
と言われたり、又、握手をしたり、頭をなでてもらったりと、
大変喜んで下さいます。短期間でも毎日ふれあう時間がある事で、
お年寄りと子どもたちの絆がより深まっているように思います。
お年寄りと同じ空間の中で過ごせることは、
こひつじ保育園の自慢できる事のひとつです。
ますますふれあいを持ち、お年寄りを大切にする心が育ってくれればと思っています。
さて、口蹄疫の防疫という事で、靴底の消毒のご協力や義援金のご協力をお願いしておりますが、
児湯・西都方面の畜産農家の方々の御苦労や心労等、
私達が考える以上の大変なものだと思います。
あるテレビの情報番組を見ていた時、東京のデパートで宮崎の物産展が開催され、
予想に反して宮崎牛がよく売れており、買われた方のインタビューでは
「少しでも力になりたい、宮崎がんばれ!」と話しておられました。
遠くの方がこんなに心配して下さっているなんてと目頭が熱くなりました。
地元の私達も他人事と思わず、今、自分たちに出来る事を
何か一つでも行っていかなければと思っています。
靴底の消毒は、子どもたちにも安全なものと考え、
食酢を使用しております。(酢でも十分な効果があるということです)
どうぞ、ご協力お願い致します。
(辻)


2010年1月
講演会
「石井十次の理念を地域づくりに生かそう」

講師:石井記念友愛社 理事長 児嶋草次郎
日時:平成22年1月23日(土) 講演会 18:00〜19:00
                   交流会 19:00〜20:30
会場:石井記念文化ホール(宮崎市こひつじ保育園2F)




梅の花がほころびはじめ、日本水仙のほのかな香りが漂い始めた一夜、
宮崎市「こひつじ保育園」において、当法人理事長・児嶋草次郎の後援会と
交流会が開催され、多くの皆さんのご参加をいただいて、盛会でした。
講演会では児嶋草次郎が石井十次がなぜあれほどの子どもたちを
救済出来得たのかについて、当時の社会情勢を織りこみながら講演いたしました。
そして現代に生きる我々がそこから何を学び、いかに行動していくべきなのかを
共に考え実行していこうと、御来場の皆様に投げかけをいたしました。

 

ホール入り口には「茶臼原自然芸術館」の染織作品を展示しました。
ご来場の皆さんに何度も見ていただき、
お買い上げいただきました。ありがとうございました。




講演会終了後は交流会で参加者の皆様と、様々な事を語り合いました。
こひつじ保育園のご父兄の皆さんや、十次の会宮崎支部の会員の皆さんに加え、
ブログ「みやchan」内で「牛子の挑戦」というブログをされている「だしさん」や
「ゆうあいブログ」を見て今回御参加戴いた、「みよりん」さん
以前茶臼原に遊びに来てくださった、「菜の花」さんなどと交流できました。
ありがとうございました。また たくさん語り合いましょう。


第118号
2009年12月発行

町にイルミネーションが光り輝く頃となりました。
 保育園も、クリスマス祝会に向けて、子どもたちのかわいい歌声がひびいております。
先日(11/6)、育児講座として、宮崎県発達障害者支援センターの小野公治先生のお話がありました。
特に、頭に残ったのが、“睡眠”の事でした。乳幼児の睡眠をしっかりとる事の大切さです。
夜遅くまで起きている、就寝時間の遅い子と、早寝早起をしっかり行っている子どもの脳の状態を検査したところ、夜遅くまで起きている子どもの脳はストレスがたまり、悪い影響があり、
しっかり睡眠をとっている子どもの脳は安定して、脳に良い影響を与えているという事です。
幼い頃に、しっかりとした脳を作ることの大切さを更に感じた事でした。
小野先生には、子どもたちの成長の事、精神面の事等、これからも色々と助言して頂きたいと思っております。
保護者の皆様もご相談されたい事があれば、是非お知らせ下さい。
気さくで優しい先生ですので・・・。




現在、“ミニミニ作品展”として2Fホール、事務室前廊下、ホール前廊下等に
子どもたちの作品を展示しております。子どもたちがお散歩に行って拾ってきたドングリや
落ち葉、小さな手でコネコネ・・・した紙粘土等を使って作っています。
少しですがかわいい作品をどうぞご覧になって下さい。
引き続き、インフルエンザの予防に心がけながら、
クリスマス祝会等の行事を楽しみたいと思います。(辻)




第117号
2009年11月
「日が暮れるのが早くなりましたねー」という会話がよく聞かれるようになりました。
運動会を無事に終え、それぞれが“頑張った”という満足感から、一段と逞しくなった子どもたち。
先月後半は、園庭に出て運動会で行ったゆうぎや体操、フラフープ等全クラスで楽しむ姿がよく見られました。
デイサービスのおじいちゃん、おばあちゃん方にも園庭で“運動会ごっこ”として見て頂き
「かわいいねー」と大変喜んでいただきました。
又、スポーツの秋 そして食欲の秋、お庭の小さな畑で収穫したお芋(約4s)を炭で焼いて
“焼きイモパーティー”を行い子どもたちは“おいしいー”“おかわりー”と大喜び。
デイサービスにもおすそ分けして喜んでいただきました。今月も“おにぎりパーティー”を予定しています。
子どもたちがプランターで育てた稲をすり鉢とゴルフボールでゴリゴリとすり、もみをとり、玄米ができました。
子どもたちが洗ってお釜で炊いて、おにぎりにする予定です。自分たちで育て、世話をし、準備をしたお米です。
子どもたちも楽しみにしています。おいしい笑顔が楽しみです。
園庭の畑やプランターにクラスで野菜やお花の種や苗を植え付けてくれ、少しずつ芽が出始めています。
また、それらの成長も楽しみにお世話していきたいと思います。




さて、宮崎市にもインフルエンザ警報が発令されました。こひつじ保育園はさいわい(10月30日現在)インフルエンザの診断を受けた子どもさん、職員はおりませんが、小学校や中学校等、学級閉鎖等の情報が
毎日のように聞こえてくるようになりました。いつ、どこで感染してもおかしくありません。
更なる注意を払って予防に努めていきたいと思います。
ご家庭の方でも、手洗い、うがい、検温等の体調管理をお願い致します。(辻)



          方針
   自然主義 健康をつくります
   家族主義 家族をまもります
   友愛主義 家庭をささえます

   到達目標
 友愛の地域社会つくり

  社会福祉法人石井記念友愛社
   宮崎県木城町椎木644−1
TEL0983−32−2025FX0983−32−3916

       理念
天は父なり人は同胞なれば
互いに相信じ相愛すべきこと
   〈石井十次の言葉〉

石井記念友愛社が運営する「こひつじ保育園」に併設する施設です。ここでは、お年寄り同士がふれあい、趣味を楽しむことができる場を提供し、入浴・昼食・レクリエーションや機能訓練を行います。日帰りの利用ですが、寝たきりや引きこもりの予防、在宅介護でのご家族の負担の軽減など、心身の健康を保つことができるサービスの提供を目的としている家庭的なデイサービスです。また、保育園が併設しているため、朝のこどもたちの出迎えや、おいしい昼食、誕生会や絵本の読み聞かせなど、こどもたちや保育職員との日常的な交流楽しむことができます。こどもたちの活発で明るい笑顔を通して、利用者の皆様に楽しんで頂きながら家族的な雰囲気を味わうことができるよう努めています。

  ゆうあい通信
石井記念友愛社の現・理事長児嶋草次郎のエッセイです。友愛社と茶臼原の日常が綴られます。

石井十次は、日本における福祉事業の先駆者です。慶応元年(1865)に高鍋町に生まれ、最初は岡山で医学を学んでいましたが、ある貧しい母子との出会いをきっかけに、23歳で本格的な児童救済事業を始めます。岡山孤児院を創設し「児童福祉の父」と呼ばれた十次の元には、一時は1200名もの子どもたちが保護されたといわれます。施設内には私立の小学校も開設され、ユニークな教育も行われました。石井十次が児童福祉の父・福祉の先駆者などと呼ばれるのはこのことによります。

やがて、フランスの思想家ルソーの『エミール』の感化を受けた十次は、 木城町と西都市にまたがる茶臼原で「自然・労作」教育をしようと、 明治27年、岡山からの大移住を開始します。 児童や職員はもとより、建物も解体して茶臼原の地に再現し、そこで理想的な農村共同体を実現するつもりでした。

ところが、大正3年に十次は志半ばで倒れ、その事業はいったん閉じられます。

その後、昭和20年に太平洋戦争被災児救済を目的に再開、『石井記念友愛社』として創設され、児童養護施設や保育園も運営されることになりました。当時の建物はそのまま残され、一角に建てられた資料館には十次の遺品や岡山孤児院のさまざまな資料が保存・展示こされ、十次の偉業を伝えています。

現在の友愛社は、これらの歴史と理念を継承し、約50人の園生が生活する「友愛園」と友愛社が運営する七つの保育園、二つのデイサービス事業、石井十次の生涯と友愛社の歴史を記録する「石井十次資料館」などを中心に運営されており、また、それを支援する後援会「石井十次の会」があります。そして今年(2009)「茶臼原自然芸術館」(障害者就労継続支援型事業)が開館、自然布の染織と無農薬農業の実践を通して障害者の技能習得と自立を支援します。豊かな自然に抱かれた茶臼原の大地で、石井十次がめざした「福祉と芸術が融合した理想郷づくり」の夢の実現へ向けて石井記念友愛社の新しい歴史が刻まれてゆきます。

こひつじ保育園
    宮崎市広島1−7−18
  TEL0985−23−2541

こひつじデイサービスセンター